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杉錦「菩提?」純米 720ml|静岡県・杉井酒造

杉井酒造
静岡県藤枝市

◆日本酒/720ml
◆原料米/誉富士
◆精米歩合/70%
◆日本酒度/+13
◆酸度/1.8

香りはヨーグルトや炊いた米などが主体で口当たりは軽め。口のなかで少し硬い感じで、味わいは芯もありながらスムースに上品な米の味わいが感じられます。酸味しっかりとしてながらも酸っぱすぎず菩提?の割には飲みやす印象です。そしてキレよく余韻はサッパリ!

<菩提?(ぼだいもと)とは>
 生?造りは江戸時代中頃に灘(兵庫県)で確立した技法です。生?の原型といわれ室町時代に奈良県の菩提山のふもと正暦寺で使われるようになったと伝わるのが「菩提?」(「水?」とも言われる)です。まず飯を溶かした、生?と比べて濃度の薄い「そやし水」といわれる液に乳酸菌を生やして酸性水をつくり、これを仕込み水として?を仕込みます。生?が冬季の低温環境下でないとうまく出来ないのに対し、比較的暖かい時期に造りやすく操作も生?と比べて簡便な事から広く行われていたようです。江戸時代に生?を用いた寒造りによる酒質の優良さと安全性が認識されるようになると菩提?は少数派になりました。昭和初期くらいまでは使う蔵もそこそこあったようですが現代の酒造の教科書からは姿を消してしまいました。菩提?発祥の地である奈良県では近年復刻製造されていますが、奈良県以外で製造しているのは数社のようです。

【杉井酒造】 静岡県藤枝市
今でも昔ながらの甑(コシキ)を使った蒸し米と手造りによる伝統的な麹造りで、丁寧な酒造りをしています。静岡型の吟醸造りを基本としながら、淡麗な酒から味ののった酒まで自慢の酒を各種取り揃えております。
平成12年度の造りから、いままで長年お願いしていた杜氏(南部杜氏)を招かず、社長自ら先頭に立ち社員達と妥協しない、納得のいく酒造りを行っております。

「山廃」「生もと」にこだわる
山廃と生もと造りといった特色のある酒に力を入れています。吟醸のような洗練さとは違う飲みごたえのある酒を造りたいという思いから。
山廃の酒を造ってみて洗練された吟醸酒と比べると、少しクセがある酒になり易いのですが、独特の力強さと飲み飽きしない酸味が有り、低迷ぎみの清酒業界を復活させる次の商材として大いに可能性を感じています。
山廃、生もとの酒は酒母造りには手がかかりますが、麹は吟醸麹にする必要もなく、原料米は高精白にしなくてもいいので、普段飲む酒として価格が手頃で、飲みあきしない味わいのある酒が造れると思います。                               (蔵元コメント)


杉井酒造は、十数年前までは南部杜氏を招いての酒造りを行っていましたが、その後ここ10年くらいは社長自らが先頭にたって酒造りを行っています。社長自身のこだわりがあるからこその“自分で酒を造る”でしょうから一貫したコンセプトが杉錦には感じられるのでしょうね。

それは「山廃」「生もと」にこだわるという事。

昔ながらの伝統的な製法と、手間と労力のかかる仕事だからこその味わいを追及しています。「吟醸のような洗練さとは違う飲みごたえのある酒を造りたい」という想いから醸される「杉錦」の“山廃”“生もと”。生もと系の造りは独自の個性が表れたお酒になりますが、それは蔵の特性や造り手によって大きく変わってきます。

「杉錦」のお酒は、大きなクセがなくとても柔らかく仕上がっています。生もと系独自の酸味も数値ほどのきつさを感じず、ふくよかでキメが細かく飲み飽きさせません。しっとりウマいのが「杉錦」です。もちろん燗映えするのも最大の魅力。さまざまな温度で試して頂きたい「杉錦」ですが、結局はお燗に落ち着くと思いますヨ。
価格:1,430円
在庫数 : 0 本
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